こんにちは、映画好きのつねこです。
映画の感想をレビューしようと思います。
今回レビューする映画は、『下妻物語』。
予想以上に、面白かったww
独特なキャラを持つ二人のやり取りが、最高でしたね。
映画『下妻物語』あらすじ
- 製作国:日本
- 公開年:2004年
- 監督:中島哲也
- 原作:嶽本野ばら
- 主演:深田恭子
ロリータ・ファッションをこよなく愛する竜ヶ崎桃子(演:深田恭子)と、暴走族に属している白百合イチゴ(演:土屋アンナ)。
一見対照的に見える女子高生の二人が、ひょんなことから仲を深めていく。
好みの全く合わない二人が、友情を育んでいく様子が見どころじゃないかな。
深田恭子と土屋アンナの組み合わせが、個人的に想像できなかったけど、それがよかった。
そして、他出演者も豪華でしたね。
見た感想【口コミレビュー】※ネタバレあり
- 正反対のようで、似ている2人の少女
- 2人の真っすぐな性格と情熱が、物語に深みを出している
- 細かいギャグで笑わされた
1.正反対のようで、似ている2人の少女
ふわふわ系でお嬢様のような桃子。
それに対して、オラオラ系でけんかっ早いイチコ。
表面的に見ると、正反対のような二人ですよね。
映画の中でも、考えが合わないことが多々ありました。
イチコは、桃子の洋服をバカにしたり。
桃子は、バイクに興味が全くなかったり。
ただ、そんな二人にも似ている部分がある。
それは、孤独な少女であるという点。
(私が感じているだけかもしれませんが。)
桃子は、学校の友だちはいない。
イチコは、学校でいじめられている。
二人とも、学校で孤独に過ごしているんです。
だからこそ、性格や考えは違えど、仲を深めていくようになったんだと思う。
2.二人の真っすぐな性格と情熱が、物語に深みを出している
桃子とイチコの2人は、それぞれ熱く語れるほど情熱を注ぐことがある。
- 桃子:ロリータ・ファッション
- イチコ:バイクで疾走
そして、二人とも真っすぐな性格をしている。
「いや、ひねくれているだろ」と思う人もいるかもしれませんが、少なくとも私はそう思いました。
真っすぐで自分に正直で。
無理して人と合わせようとせず。
自分の信念を曲げない。
そんな二人が、『下妻物語』の物語に深みを出していたんですよね。
ちなみに、幼少期の桃子が言った、
「人間は幸せを前にすると急に臆病になる。幸せを勝ち取ることは不幸に耐えることより勇気がいるの。」
というセリフ。
私の想像ですが、叶うとも思っていなかった幸せを前にしたから、その言葉を思い出したのだと思うんです。
でも、この気持ちわからなくもない…。
どこか胸に響くセリフ。
3.細かいギャグで笑わされた
田舎ならではのギャグは、面白かったですw
「服を買うならジャスコ」とかww
桃子の両親や心の声。
桃子の話し方が、一層面白さを引き立ててましたね。
ラストの桃子も、面白かった。
というより、ギャップにびっくり仰天。
『下妻物語』は、役者さんが豪華だったのですが、みなさん個性的なキャラクターを演じていました。
少なくともどのキャラクターも一回は、笑わされましたねw
桃子の両親やおばあちゃんがパンチありすぎて……そりゃ個性の強い桃子が誕生するわけだ。
まとめ:映画『下妻物語』は、対照的な少女2人の友情と笑いのエンターテイメント
映画『下妻物語』。
対照的な少女2人が、友情を育んでいく物語。
若者向けな映画かと思っていたのですが。大人も楽しめる演出になっていましたね。
てか逆に、大人のほうがファン多そう。
友情だけじゃなく、笑いがふんだんに盛り込まれていたのが面白すぎましたw
若い方から大人まで、幅広い世代の人に見てもらいたい映画です。