こんにちは!つねこです。

カナダのことを好きになっちゃうと、「もっと知りたい!」と調べたくなりますよね。
カナダの本を読んだり、カナダ関係のイベントに行ったり、カナダへ観光に行ったり。
カナダの雑学って、現地の人やカナダに詳しい人から聞いたりするのがベストかと思います。
私は専門家ではないので少し知識が欠ける部分もありますが、知っている雑学を少しご紹介しようと思います。
ということで、
カナダの雑学をクイズ形式にしてみました。
なるべく幅広いジャンルを扱っていますが、個人的な好みが含まれていることご了承ください。(全部で9問です)
カナダの雑学クイズ【初級編】
Q1.カナダには10つの州と3つの準州がありますが、その中で一番面積の大きい州・準州はどこ?
答え:
ヌナブト準州。
ヌナブト準州に次いで、2番目に面積が大きいのはケベック州。
カナダの10州と3準州
- ブリティッシュ・コロンビア州
- アルバータ州
- サスカチュワン州
- マニトバ州
- オンタリオ州
- ケベック州(2番目に大きい)
- ニュー・ブランズウィック州
- ノバ・スコシア州
- プリンス・エドワード・アイランド州(一番小さい)
- ニューファンドランド・ラブラドール州
- ユーコン準州
- ノースウエスト準州
- ヌナブト準州(一番大きい)
カナダ国土の総面積は、日本の総面積の約27倍と、ロシア連邦に次いで世界で2番目に広い国。
ブリティッシュ・コロンビア州の面積だけでも、日本の2、5倍の大きさがあります。
Q2.小説『赤毛のアン』の舞台であり、著者L.M.モンゴメリの故郷で知られる、カナダの島の名前は?
答え:
プリンス・エドワード島(Prince Edward Island、PEI)。
島では、赤毛のアンとモンゴメリゆかりの地を巡るツアーもやっています。
島内観光の拠点であるシャーロットタウンでは、夏の期間『赤毛のアン』のミュージカルが行われるもの見どころ。
他にも、島には美しい景色・場所がたくさんあるので、ぜひ足を運んでほしいです。
Q3.カナダで作られるメープルシロップの90%以上が、ある州で作られています。その州はどこ?
答え:
ケベック州。
世界で生産されるメープルシロップの85%がカナダ産と言われています。
同じメープルシロップでも、取れた時期によって味や風味が異なり、カナダでは5段階のグレードに分けられています。
オンタリオ州とケベック州をまたがり、全長800kmにもなるメープル街道。
その中でも、ケベック州は紅葉スポットとして人気です。
カナダの雑学クイズ【中級編】
Q4.モントリオールのノートルダム大聖堂で結婚式を挙げたことで知られる、カナダ出身のアーティスト歌手は?
答え:
セリーヌ・ディオン。
セリーヌ・ディオンは、モントリオール郊外の生まれ。
フランス語の歌も歌っていたり、ケベックのことを歌っている曲もあったりと、地元ケベックを愛しているのが分かります。
カナダ出身のアーティスト歌手は、他にも、
- ジャスティン・ビーバー
- カーリー・レイジェプセン
- アヴリル・ラヴィーン
- ダニエル・パウター
歌手以外では、ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムスなど、カナダ出身の大物俳優・女優の方もいるので、調べてみると面白いです。
Q5.カナダの首都はオタワですが、小さな都市であったにも関わらずオタワが首都になった理由は?
答え:
軍事的な脅威であったアメリカから離れていたこと、イギリス系とフランス系の両勢力のほぼ境界に位置していたから。
ビクトリア女王が決めたのだそう。
首都に選ばれた当時、オタワの人口は約2万人。
今では、人口がカナダ第5の大都市と成長しています。
オタワが行政を軸にして発展してきたというのも、興味深いですよね。
オタワに行かれた際は、その歴史を感じながら観光すると楽しそう。
Q6.カナダの国技・スポーツは?(ヒント:2つあります)
答え:
アイスホッケーとラクロス。
アイスホッケーはかなり白熱するらしく、観光や長期滞在する場合、一度は観戦に行きたいですね。
ラクロスが国技であるのは、お恥ずかしながら初耳でした。
カナダの雑学クイズ【上級編】
Q7.カナダは寒い国としても知られています。冬の間は、外出するしない関係なく暖房をずっとつけたままにするのが一般的。電気・ガス代がかかりそうですが、冬の間暖房をつけっぱなしにする理由は?
答え:
暖房で温め直すより、つけっぱなしにしているほうが暖房代が安いから。
これは、カナダ東部に移住している方から聞いた話です。
カナダの冬は、1日中気温が氷点下であることがほとんど。
暖房を消すと、部屋の気温はグッと下がってしまい、温め直すほうが暖房代がかかるのだそう。
ただ、バンクーバーなどの温暖な地域は、氷点下になることは少ないので、暖房をつけっぱなしにはしないと聞いたことがあります。
Q8.カナダの国家元首はだれ?(元首:国家の首長。国際法上、外国に対して国を代表する者)
答え:
エリザベス二世女王。
カナダは、かつてイギリスの支配下にありました。(現在は英連邦王国の一国)
そのような歴史もあり、イギリス国王がカナダの国家元首となっているんです。
形式的にはカナダ総督が代理を務め、実質的な元首はカナダ首相。
だから、カナダの硬貨や一部の紙幣に、エリザベス二世女王の肖像画が使われているんですね。
Q9.カナダは英語とフランス語の2言語を公用語としていることで知られているが、英語・フランス語両方を公用語としている唯一の州はどこ?
答え:
ニュー・ブランズウィック州。
他の州は、英語・フランス語どちらかのみを公用語としています。
ちなみに、
- ニュー・ブランズウィック州
- ノヴァ・スコシア州
- プリンス・エドワード・アイランド州
- ニューファンドランド・ラブラドル州
の4つの州は、総称して「アトランティック・カナダ」と呼ばれています。
(”カナダはここから始まる”という意味)
カナダの歴史を語るうえでも外せない、トランティック・カナダ。
歴史を感じながら、史跡巡りをするのもいいですよね。
知れば知るほど、カナダは魅力的な国
ということ、カナダの雑学をクイズ形式で紹介していきました。
カナダの雑学はまだまだあるので、本やネットで調べてみると面白いです。
カナダは、知れば知るほど魅力的な国。
ぜひカナダの魅力に取りつかれちゃってください(笑)。
参考にした本・資料:
現代カナダを知るための57章
カナダ大使館広報部「カナダマップ」
地球の歩き方「カナダ東部」